AJCターンとスキッティングターンの違いを比較

レーサーはAJCターンが基本です。

ちなみに、今時のカービングターンは外向傾ではなく”内向内傾”が理想という方がいますが、これは両足加重と微妙に腰が引けた独特の低い姿勢
から来るもので、腰がビシッと入った外足加重になれば遠心力を受ける体軸がしっかりできた外向傾姿勢で体がリラックスし安定して滑れます。


  AJCターン スキッティングターン
直滑降の加重点 土踏まず(板の中心) 土踏まず(板の中心)
ターン時の加重点 土踏まず(板の中心) 内くるびし(やや後)
ストックのタイミング ターンが終わる時(板が走る前) ターンを始める前(斜滑降になってから)
ストックの長さ 短め
(パラレルもウェーデルンもターンの終わりに突くから短め)
長め(パラレルターンでは立ち上がってから突くから長さが必要)
★ウェーデルンでは長過ぎて、腕が上がってしまう。
エッジによるターンの仕上げ エッジの角度を弱めて仕上げる エッジの角度を瞬時に強めテールのズレを止めて仕上げる
重心の移動 板が走って勝手に入れ替る 自ら重心移動をする
板の硬さ(フィレックス) 全体に柔らかめ 滑り手により様々
板の捻れ剛性(トーション) 前後共に強靭であること 程よく柔らかく、程よく強く
滑り手やターン種によって様々
板のサイドカーブ(ラディウス) R =< 40m 程度 R >=< 滑り手によって様々
長い方が安定だがターンし難い
スピード 高速安定性が高い ゆっくり滑り降りることができる
アイスバーン ターンが切れ回る テールがズレてしまう
重い雪 ターンが切れ回る テールがズレ難くターンが困難
緩斜面の硬いバーン 緩斜面の割りにダイナミックなターンになる スピードが落ちて面白くない
急斜面の硬いバーン 超高速パラレルになる 適当にスピードを落としたパラレルができる
緩斜面の深雪 ターンが切れ回る テールがズレ難い
急斜面の深雪 スピードコントロールには
しっかりとした深回りが必要
スピードを落としながらゆっくり滑れる
クラスト気味の深雪 深回りでコントロールできる コントロール不可能で暴走する
ターン時の上下動 切れ上がるターンに体が押し上げられる 自ら上下動を意識して滑る
初級者の見た目 ボーゲンから練習しないからそれなりに見れる ボーゲンからシュティムに移行してもカッコ悪い
上級者の見た目 見方次第 見方次第
上級者のウェーデルン タイミングに間がありゆとりを感じる 同じリズムでも忙しそうに見えゆとりが無く見える
★ストックを突くタイミングが微妙に遅いのが原因らしい
マテリアルのマッチング 体軸を失わない事が要求され、とてもシビア 微妙に腰を引くため、許容範囲が広い